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たかがサッカー、されどサッカー…
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先日ご紹介したドキュメンタリー映画『プライドinブルー』

直前の告知だったので、見逃してしまった方も多いのではないか
と思いますが、いかがでしょう。。。

σ(・_・)は深夜徘徊族(笑)なので、リアルタイムで観ました。
おにいは、冒頭部分のみ観て、寝てしまいましたが…(-。-;)

まず、選手たちの第一印象…

レベル高っ!
普通じゃん!?

これ、おそらくこのドキュメンタリーを観た方の多くは
そう言う印象を受けたのではないかと思われます。

確かに、知的障害者のサッカー人口4000人(?)の
日本代表ですから、レベルは高いでしょう。
見た目も健常者と変わらない選手が多いです。

問題は、そこです。

その印象が、彼らを生き難くしているのです。
見た目とのギャップが大きくなればなるほど、
理解を得ることも困難になる…
それが、いじめや差別、偏見へとつながって行く。。。
悲しい現実です。

でも、彼らはとっても生き生きしていました。
W杯出場という大きなチャンスを掴み、
目標に向かって、自分たちなりに努力し、自分たちで
考える力を身に着けて行ったように思います。

チームプレーであるサッカーは、コミュニケーションの善し悪しが
チームの状態を左右するといっても過言ではないでしょう。
でも、彼らはその「コミュニケーション」が大の苦手。

代表メンバーとして召集された直後は、
ひとりひとりが自分の考えをうまく表現できずに
たいへんだったようですが、ドイツに入り、試合を重ねるごとに
自分たちから進んで話し合う姿が見られうようになってきたようでした。

サッカーを通して、選手、スタッフともに、
さまざまなことを学び、チームとして、そして、人として
それぞれが成長していったようです。

彼らの純粋さ、ひたむきさを目の当たりにしたら、
応援せずにはいられなくなる…そう思います。

障害があるからダメだとか、できないとか…
そんなことは関係ないのです。
誰だって、キラッと光るものを持っている。
そして、成長する力を持っている。
それに気づけるかどうか…
なのではないでしょうか。

W杯終了後の彼らの顔は自信に充ち溢れていました。
夢を叶え、夢を与える。
とても温かい気持ちになれる作品です。

夢中になれるもの、打ち込めるものがあるということは、
誰にとっても幸せなことだと思います。


ドキュメンタリー映画と合わせて、こちらの本も読むと
彼らの成長ぶりがもっとよく分かります。

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夢プライドinブルー
―熱き知的障害者イレブン、ピッチに立つ!


湯山 尚之(著)

河出書房新社 (2007/07)



さて、我が家ののんびりくんのまーくんですが…
来年はいよいよ中学部生となります。
(早っ!)
できれば、サッカーを…
なんて、とんでもない野望を抱いているσ(・_・)ですが、
まだ、夢のままで実現せず。。。
この前、ボールを足元に置いて蹴るように促したら、
なんと、ちょこんと蹴ることができました~(*^^)v
以前は、すぐ手で持ってしまったので、
これは凄い進歩です!



誰か、同志がいればなぁ…
知的障害者のサッカーチーム(スクール)、
どなたか一緒に立ち上げません?

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