巣立ちのとき

今日は、３年生たちの卒団式。
午前中のお別れ試合は、おにいたち２年生は
動きが悪く、全然ダメだったとか。。。

そして午後からの卒団式。
会場は、去年の４月に新チームの結成式を行ったあの場所だ。
あれから約１１ヶ月が経ち、チームが再び集結。

主役の３年生は一人が風邪（？）で欠席してたので、
ちょっと残念だったけど…
まずは、カンパイのあとしばらく歓談。

その後、２年生が一人ひとり順番に前に出て、
３年生へ餞の言葉を贈った。
誰が誰に贈るのかは前もって決めておいたらしい。
みんな文章は、昨日の晩に一生懸命考えたんだよね…きっと。
ケータイを見ながら喋っている子が1/3ぐらいいたかなぁ。。。
今時の子たちだね…おにいもその中のひとりだったけど～(^^ゞ

そして、1年代表、2年代表それぞれ一言ずつご挨拶。
それから、いよいよ3年生たちのスピーチコーナーがやってきて、
それぞれの思いを、ある選手は、言葉に詰まりながら、
ある選手は、スラスラと…涙を流す選手も多かったかな。。。
みんな、3年間の思い出と感謝の気持ちとこれからの豊富と、
精一杯語っている様子が、これまた会場の涙を誘っておりました。

次は、監督からのメッセージ、そして、3年間選手たちと一番
近い距離にいたコーチから、選手たち一人ひとりへ最後の指導…
いや、メッセージが贈られ、
そうこうするうちに、時間もなくなり、3年生の保護者代表の方の
ご挨拶、監督、コーチへの花束贈呈と、慌しく進行し、
会場の都合で、ひとまず建物の外へ…(^_^;)

そこで、後輩たちから3年生へ、記念の手作りＴシャツ贈呈。
実はこのシャツは、金曜のトレーニングを返上して、
選手たちがＴシャツに寄せ書きしたもの。
何が書かれていたのかは、近くで見ていないのでわからなかったけど。
色紙にメッセージを書くより、チームのＴシャツに
あんなふうにみんなで寄せ書きをするのは、
ナイスなアイディアでしたね！(^^)v

で、3年生たちが一列に並んで、
親に向かって「ありがとうございました」と一礼し、
なんとなく、終了。。。

最後は、ちょっと、いや、かなりバタバタしてしまって、
記念撮影もできなかったみたいで、気の毒だったかも。。。


思い起こせば、去年の春からおにいもこの3年生たちと
一緒に活動してきたわけで、
クラブユース、夏休み、高円宮杯と終わってしまえば
あっという間の1年間だった。
クラブユースでの予選敗退…
関東への道が閉ざされた瞬間だった。
あのときの試合後の様子、今でも覚えてる。
重苦しい空気が漂い、悔しさでいっぱいの選手たちの
背中が印象的だった。

でも、あのときの敗退が選手たちを成長させたんだと思う。
高円宮杯では、最後の最後まで諦めなかったその思いが
関東へと導いたわけで…
あの3位決定戦は、選手、スタッフ、あの場にいた関係者誰にとっても、
心に残る1試合であったと、改めて痛感した。
そうそう！感動的だったよ、勝利が決まった瞬間。

同県内の高校に進学する選手、隣の県の高校、あるいは
遠く東北地方の高校に進学する選手、それぞれが
新しい道を歩き始める。
みんな、サッカーは続けていくということらしいから、
これからも、先輩たちの活躍を楽しみにしていよう。

みんな、おめでとう！
3年間、お疲れ様でした。

そして、いよいよです、おにいたち2年生にとって、
最後の1年がスタートする。

1年後、おにいたちがどんな顔をして、
一人ひとりスピーチするのか…
考えると、なんとなく、しんみりしてしまう。

別れは、やっぱり、さびしいものです。。。